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最近は日本酒にこだわった居酒屋だけではなく、日本酒のイベントや、越後湯沢駅や新潟駅にある「越後のお酒ミュージアムぽんしゅ館」のように、きき酒ができるようなところが増えています。しかしたくさんの種類の日本酒があると、何をどう選んでいいのか迷ってしまう人も多いでしょう。
そこで今回は、たくさんある日本酒の中から、どういう順番で飲んでいくと日本酒をさらに美味しく楽しめるのか、いくつかのパターンを挙げながら、お話していきたいと思います。
■まずは、お水が一番大事
と、お酒を選ぶ前に、日本酒をたくさん楽しみたいのであれば、まず一番重要なのは「水」。水を飲むことで悪酔いを防止できます。お酒の分解には水が必要なのです。そして、前のお酒を口の中から洗い流すことで、次のお酒をしっかりと味わえるようになります。
特にイベントやきき酒などでは、一つのおちょこを使い回す形になっているものも少なくありません。そうなると、おちょこに残った前のお酒を、水で洗い流すことも重要になるのです。
というわけで、1杯飲むたびに、できれば同じおちょこで2杯の水を飲むようにしましょう。1杯目でおちょこの中をリセットし、2杯目で口の中を完全に洗い流すイメージです。これでひどい悪酔いをせず、口も器も新鮮な状態で次のお酒を楽しむことができます。居酒屋などで日本酒を飲むときも、次のお酒の前に水を1杯、飲むことをおすすめします。
■日本酒もお寿司と同じ
お寿司の場合には、味の淡いものから濃いものを食べていくというセオリーがあります。たまごから入って、白身、赤身と続き、穴子で〆る、みたいな感じですね。先に味の濃いものを食べてしまうと、淡い味わいのものがよくわからなくなるからです。
日本酒の場合も同じ、なのですが、ちょっと見逃しやすいポイントがあります。それは、後半になればなるほど酔っ払ってしまうということ。後半に好みのお酒をもってきても、そのときにはお酒がまわっていて、あまり飲めなかったり、味がわからなくなってしまうことがあるのです。
というわけで日本酒の場合は、自分が好きなタイプのお酒が決まっている場合には、1杯目か2杯目に飲むことをオススメします。味の濃いお酒だったら、その分たくさん水を飲んで口の中をリフレッシュさせ、次のお酒にいけばいいのです。
結構飲めるので、味の淡いものから濃いものへと順番に飲んでいきたいという方もいるでしょう。それなら、若干身も蓋もない言い方をしてしまいますが、お酒の値段がわかる状態でしたら、「高いお酒から飲む」ということを覚えておくといいかもしれません。…