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写真写りはできるだけ良くありたいもの。それが就職活動に使う証明写真ならなおさらです。しかし、化粧やヘアセットをいくら頑張っても、完成した証明写真がいまいちということも……。少しでも写真写りが良くなる方法、誰か教えて!
今回お話を伺うのは、グラビアモデルとして活躍していたAさん。証明写真の写り方を良くする方法を教えてもらいました。
■肩甲骨を寄せるようにして胸を張る
「姿勢は非常に重要です。『背筋を伸ばして胸を張る』という基本を知っている方は多いと思いますが、胸の張り方を間違えている人もいます。胸を突き出すようにするのではなく、肩甲骨を寄せるように背筋を張ると、胸ではなくデコルテが前に出るのが分かると思います。この姿勢こそが良い姿勢。自然で美しく見えます」
胸を張るためには背中を意識することが重要だったのですね。胸だけを張ると、不自然な反り方なってしまいそうなので注意したいところ。
■アゴを引き過ぎない
「スタジオで証明写真の撮影をする場合、カメラマンから『アゴを引いて』と指示されることもあると思います。しかし、アゴを引き過ぎると二重顎になる上、自信なさげで引っ込み思案な印象の表情になってしまいます。アゴが突き出ているのはNGですが、アゴを引き過ぎるのも良くありません。また、肩甲骨を寄せるような姿勢を心がけると、アゴもちょうどいい位置にくるはずです」
アゴが上がっていると偉そうに見えてしまうので、アゴを引く意識をしている人は多いと思います。しかし、引き過ぎはかえってマイナスイメージになるようです。
■レンズの奥を見つめるイメージで
「フラッシュで目をつぶってしまわないよう、目をしっかり見開いてレンズを見るという人もいるかもしれません。しかし、無理に長い間目を見開くと、睨んでいるように見えてしまいます。目はしっかり開いたままでいいのですが、レンズの見つめ方に少しコツがあります。レンズ全体ではなくレンズの奥を見つめるイメージで撮影すると、しっかりした目力なのに優しい印象の目元になります」
とはいえ急にはできないことも。事前にスマホのカメラ機能でレンズの奥を見つめる練習をすると良いかもしれませんね。
証明写真だけで「なんだか暗そう」と思われるのは避けたいもの。少しでも明るく清潔感があり、やる気に満ちあふれた人だと思ってもらえるよう、撮影の際は上記に気をつけてみてくださいね。
文●姫野ケイ+プレスラボ