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突然だが、あなたには外国人の友人がいるだろうか? 勤め先の会社によっては、プライベートだけではなく職場にも、外国人の上司や同僚がいるかもしれない。
“おもてなし”の心を持っているわれわれ日本人としては、彼らに少しでも日本を楽しんでもらい、日本の良さを知ってほしいと心を砕いていることだろう。
ところが、その“親切心”が、日本に滞在している外国人をちょっと困惑させている場面があるという。いったいそれは、どういうことなのだろうか?
そこで今回は、筆者の周囲にいる在日外国人たちのリアルな声を参考に、“外国人がホントは困っている日本人の親切心”の事例をご紹介しよう。あなたもこんな行動、心当たりはないだろうか?
■同じ国の出身者を紹介しようとする
「僕はスイスの出身で、アメリカに本社がある日本支社で働いています。スイス人が珍しいのか、よく言われるのが、“今度、友達のスイス人を紹介するよ!”という言葉です。
きっと、出身国が同じ人物が周りにいないと寂しいだろうと思って言ってくれるのでしょう。しかし出身国が同じだからといって誰とでも仲良くなれるわけではありません。
同じ国籍の人よりも、“僕の個性に合いそうな”友人を紹介してくれるほうが嬉しいのですが……」(IT会社勤務・プログラミング・スイス人・34歳)
同じ国同士の人ならば、気が合うに違いないと思ってしまうこともあるだろう。しかし自分に置き換えて考えてみよう。日本人同士なら、誰もが仲良くなれるというわけではないことが分かるだろう。
海外の滞在先で、「ほら日本人がいるよ! 話しかければ!?」とプッシュされても困る。国のつながりで人を紹介するのであれば、“同じ出身国の友達が欲しい”と思っている人にだけ、顔つなぎをしてあげるように留めても良いかもしれない。
■“外国人向けのお土産”を渡そうとする
「観光地でみかける、外国人用の着物をいただくことがよくあります。ただ、そういった品物は、安価で生地が薄く、大量生産されたものが多く、自分用の思い出として購入する人が多いものです。
日本人のみなさんも、観光地のお土産を日常で使うために購入することは少ないでしょう。僕は着物が好きで、買う時は“大島紬だけ”と決めているので、気を遣ってお土産を持ってきてくださる人に申し訳ない気持ちになります」(商社勤務・トレーダー・アメリカ人・29歳)
たしかに、観光地では“良いもの”に感じるお土産がある。…