[カトマンズ 23日 ロイター] - ネパールは、世界最高峰エベレストで昨年シェルパ16人が死亡した過去最悪の雪崩事故を受け、定期の気象予報提供システムを導入し、登山者の安全策強化を検討している。
エベレストの登山シーズンは3─5月で、数百人が南東側の通常ルートから登頂するとみられている。
観光当局者によると、気象当局と共同で定期的な予報提供システムを開発中で、登山者を衛星利用測位システム(GPS)で追跡するシステムの導入も検討しているという。
シェルパがロイターに語ったところによると、昨年の雪崩発生地点を避けるため、今年はルートが40メートルあまり右寄りになる。雪崩に巻き込まれる確率は下がるが、キャンプ地への行程は2時間ほど長くなるという。[ワシントン 24日 ロイター] - 米首都ワシントンの議員は24日、連邦議会議事堂周辺の庭でそり遊びが禁止されていることについて、警察に書簡を送り、撤廃するよう求めた。
エレノア・ホームズ・ノートン議員は書簡で、議事堂周辺の庭はそり遊びに「最適な場所」だと説明。禁止措置は米同時多発攻撃が発生した2001年9月11日以降に導入されたが、なぜ警察が最近になって禁止を強化し始めたのか理解できない、とした。
報道によると、ワシントンでは先週雪が降り、議事堂周辺でそり遊びをしようとした人がいたが、セキュリティーを理由に警察が許可しなかったという。