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【ロンドン共同】英中部レスターの駐車場の地中から2012年に見つかった15世紀のイングランド王リチャード3世の遺骨が22日、学術調査を終え、再埋葬のためレスター大聖堂に移送された。
遺骨はレスター大の考古学調査チームがゲノム(全遺伝情報)解読を含め詳しく調査。母系遺伝のミトコンドリア遺伝子をリチャード3世の姉の末裔と比較し、一致したことなどから、本人と確認した。青い目だった確率が96%、金髪の可能性が77%との遺伝子解析の結果も発表された。
ひつぎは22日、同大を出発し、リチャード3世が戦死した戦場跡を経由。沿道で多くの人が見守る中、大聖堂に運ばれた。