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2015年3月9日、中国・環球時報は、国際環境保護団体グリーンピースが発表した中国・北京とインド・ニューデリーの大気汚染状況を比較した報告書が、インド国民の神経を逆なでしていると報じた。
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インドメディアによると、グリーンピースは7日に発表した報告書で、ニューデリーの大気汚染は北京よりも深刻なうえに、北京のような汚染対策や長期的計画が不足していると指摘した。インド国民からは「北京ほど発展が進んでいないニューデリーの方が大気汚染が深刻なのはなぜだ」との声が上がっている。
報告書は世界保健機関(WHO)のリポートを引用し、ニューデリーの2013年のPM2.5(微小粒子状物質)の平均濃度は1立方メートル当たり153マイクログラムで、WHOの許容基準の15倍、インドの国家安全基準の3.8倍だと指摘。この数字は北京の平均値より80%も高く、WHOはリポートで「ニューデリーは世界で最も深刻に汚染された空気を吸っている」としている。
この話題について、中国のインターネット上には次の声が寄せられている。
「五十歩百歩」
「北京に学べだなんて今年最高の笑い話だ」
「何でもインドと比較するのもどうかと思うけど」
「インド相手なら優越感を味わえるから」
「このような見出しを恥ずかしげもなく掲載する中国メディア」
「インドを笑える状況にはないだろ、中国は」
「国内の大気汚染を解決するのが先なのに。他国に経験を提供とは恐れ入った」
「中国は『汚染が深刻な日が前年より少なくなった』ということだけを持ち出して、この問題を終わりにしようとしてないか」(翻訳・編集/柳川)