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環境保護部の陳吉寧部長は、「中国の環境保護投資需要額は今後数年で8~10兆元前後になる」と述べた。3月9日、中国証券報が伝えた。
陳吉寧部長は「環境投資は重複がなく、長期的な恩恵があり、経済成長をけん引する動力となる。一方、中国の環境投資は政府によるものが30~40%を占め、市場が開放されているとは言えない。市場の開放に向け、PPP導入や排出権取引市場の整備など、体制を整えたい」と語った。
陳吉寧部長は、環境保護法の実施年を今年確定する方針を明らかにし、違法行為なども全面的に取り締まると強調した。また、一部のモデル都市で環境保護を政府幹部の査定に取り入れることや、地方政府の「不作為」を厳しく監督していくことも表明。「過去の甘すぎ、柔軟すぎる姿勢を徹底的に見直し、法律順守が当たり前という状況に変える」とした。
環境アセスメントにおける公務員と業者の癒着問題については、「審査を食い物に私服を肥やすことは決して許さない」と、評価機関を環境保護部から切り離す考えを示した。
また、陳吉寧部長は今年力を入れる分野として、スモッグ対策、情報公開、土壌汚染対策などを挙げた。
(編集翻訳 浦上早苗)