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抱きながらやっと寝てくれたと思って、ベットにおろした途端に泣く子ども。「そんなことばかりしていると抱き癖が付いちゃうわよ」と姑から注意されました。でも、泣いているにの抱いてやらないと“サイレントベビー”になってしまう危険もあるんです。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が、抱き癖についてお話ししたいと思います。
■抱っこしてあげないと「サイレントベビー」になる!?
10ヶ月もの間、子宮内で守られていた赤ちゃん。この世に生まれて目にするもの、触れるもの、全て初体験です。
未知との戦いで不安感一杯。自分の命を守るため、おっぱいが足りない、眠い、オムツが濡れている、全身の力を振り絞りオギャーオギャーと泣きます。ママが寝ていようが、食事をしていようがトイレに入っていようが相手の状況を考えず、お構いなしにママのペースをかき乱す存在です。
ところが、家業が忙しくて泣いても放っておく、泣いていても知らん振り、無関心な態度を続けていると、赤ちゃんは「泣いても無駄だ」と悟ります。諦めてしまい段々と静かになります。言葉にはまだ出せませんが「騒いで見捨てられるたら大変だ」と思っています。小さいながら「ママを困らせないように、愛されるためには自己主張しない方が賢明だ」と考えるようになるのです。
泣いたり、笑ったりしない無表情で静かな赤ちゃん“サイレントベビー”になってしまうのです。
■「泣かない子=育てやすい子」と勘違いしないで
もちろん、生まれつきの気質で“育てやすい子”“育てにくい子”はあります。また同じ状況でも呑気な適当ママだったら「子どもが泣くのは当たり前」と堂々と構え、そもそも“育てにくい子”とは感じないかもしれません。
反対に几帳面な完璧主義のママだったら、ことが自分の思うように進まない、自分のペースを乱す子どもに対し“育てにくい子”と感じるかもしれません。
でも、ネグレクトに近い状態で子どもの要求に応じなかった場合、静かな赤ちゃんになります。1歳になっても2歳になっても子どもらしく親の愛情を得ようと、ワーワー泣いたり我儘を言ったり、子ども本来の素直な要求を出さないようになります。
そして、ママは「あまり泣かないからうちの子育てやすいわ」「我儘を言わない素直な子」と勘違いしてしまうのです。
思春期以降、荒れる子どもに「小さい頃、育てやすかったあんないい子がどうして……」のような反抗的な態度をとることがあります。…