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2015年3月23日、韓国・ソウルで3年ぶりに開かれた日中韓外相会談で、終了後に出された共同報道発表に「歴史を直視し、未来に向かう」という文言が盛り込まれたことが中国のネットユーザーの関心を集めている。
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中国の王毅(ワン・イー)外相は、共同報道発表に「歴史を直視し、未来に向かうとの精神の下、3カ国が関連する諸課題に適切に対処する」、「2国間関係を改善し、3カ国の協力を強化するために努力する」という文言が盛り込まれたことについて、「会談で得られた最も重要で意義のある成果だ」と強調。韓国テレビ・SBSは「王外相が会談で歴史の直視を強く訴えた」と報じている。
このニュースに、中国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。
「『歴史の直視』が重要な成果だって?日本がどんな立場を取ろうが歴史の事実を変えることはできない。直視も何もあったもんじゃないよ」
「平和憲法でさえ都合良く変えようとするくらい日本政府はずる賢いから、このニュースを前向きに考えるべきではない」
「小日本(日本の蔑称)なんて信用できない。何を約束させたって無駄だよ」
「韓国人と中国人は純粋だな。日本が多少譲歩したところで、必ず裏があるはずだ」
「中国と日本とでは、『歴史の直視』の考え方が違う。日本はこれまで真剣に侵略の歴史を反省してこなかった。過去の日本のほとんどの首相は日本の利益を守れるかどうかで態度を決めている」
「中韓が日本と経済的なつながりを持っている以上、中国が日本にその他の問題について異論を唱えても日本は無関心でい続ける」
「日本はやはり圧力を感じたと思う。中国が強大になることが日本をおとなしくさせる唯一の方法だ」(翻訳・編集/野谷)