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日本の"アートへの検閲"は過剰? 英ダークアート界の目利き美術商インタビュー

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日本の"アートへの検閲"は過剰? 英ダークアート界の目利き美術商インタビュー

日本の 

  ロンドン在住のゲイボーイ「ジュージー」のアートニュース!
 
  今回は、ロンドンでネットギャラリーを開くアルベルト・シッシさんのインタビューよ。彼は、「Macabre Gallery」というサイトで、ダーク・アートのみを扱う美術商さんよ。
 
 ■ダークアート界の世界的目利き「Macabre Gallery」
 
  世界中どこを探しても、ここまで特化したギャラリーを持っているのはアルベルトさんだけよ。彼ほど人間の深淵を切なくも美しいものだと理解している人はいないかもしれないわ! イギリスのみならず海外の多くのメディアでも特集されている、まさに「ダークアート界の目利き」ですのよ!
 
  ダークアートとは、猟奇的であったり、残虐であったり、目を覆いたくなったり、人によっては不快感をもよおすような物まで、とにかくダークな部分にスポットライトを当てた芸術のコトね。でも、それでいてうったえかけてくるものが切なかったり、感動させるものだったり...と、世界中で大人気なのです。さて、そんなダークアートを専門に扱うギャラリーのオーナーであるアルベルトさんはどんな方なのでしょうか? 作品と一緒に見て行きましょう!
 
 【画像は、コチラ→http://tocana.jp/2015/02/post_5791.html】
 
 ■私の心を揺さぶったダークアート
 
 ジュージー 今日はお時間ありがとうございます。まずはご自身のことについてお聞かせ下さいます?
 
 アルベルト 子どもの頃から美術が大好きで、よく美術館巡りをしていました。しかし年齢を重ねるうちに、既存の古典的な"ただ美しいだけ"の美術・芸術では満足しきれなくなってきたのです。もちろん、綺麗だけれど、訴えかけてくるものを感じられなかった。
 
  でもインターネットのおかげで、世界中のアーティストや新しいアートに触れることができるようになりました。そして、私の探究心を満たし、心を揺さぶりかけてくるものに出会ったんです。それが通常の美術館などでは忌諱される、人間の暗闇を主題にしたダークアートだったんです。
 
  ネットでギャラリーを始めたきっかけは、学生時代にウェブデザインを学び、ウェブの知識があったからでした。まずはブログで自分が気に入ったダークアートを紹介し始めました。すると世界中から多くの好意的なコメントが寄せられるようになって、いつしか趣味が仕事へと変わっていったのです。気がつけば、現在のサイズのギャラリーにまでなっていました。…■初めて衝撃を受けたのはゴヤの作品
 
 ジュージー 趣味が仕事になったなんて、とてもラッキーでしたね! アタシもいつかはそんな仕事を見つけたいです。では、そんな人気のギャラリーについてもう少し詳しく教えて頂けます?
 
 アルベルト 私たちは世界中のダーク・アーティストを発掘・プロデュースし、画廊やカルチャーセンターなどで展示会を催しています。我々のミッションは、既存のアートに飽きてしまい、新しいものを求め続ける人々に新しいアートを提供していくことです。私自身がダークアートに出会った時のような衝撃を与えられたらと思っています。これまでにイタリア、アイルランド、アメリカ、フランス、ベルギー、メキシコなどで展示会を開き、ありがたいことに大盛況でした。
 
 ジュージー これまで各国で数多くのダークアートを扱ってこられたわけですが、ダークアートの中でアルベルトさんが最も強烈なインスピレーションを受けた作品は何です?
 
 アルベルト 私のインスピレーションの源はいつでもアーティスト自身たちです。彼らなしでは私達のギャラリーは成立しません。初めて衝撃を受けたのは、スペインの代表画家であるゴヤによる「我が子を食らうサトゥルヌス」でした。この絵を見た時に、ダークアートに惹かれていきました。
 
 ジュージー 既存の古典美術に飽きてしまった時にゴヤに出会ったわけですね、衝撃でしたでしょう。でも、将来的にダークアートだけを扱うお仕事をなさるとは思っておられました?
 
 アルベルト まったく考えていませんでしたが、私はとてもラッキーでした。嫌いな仕事をするつもりはなかったのですが、好きなことを商売にできるとも思っていなかったので...。美術を扱いたいとは思っていましたが、画廊のような現代美術を扱う気はなく、こうやって新しい分野を開拓できたことは私の誇りです。
 
 ジュージー ギャラリーは大変成功されておられますが、どのようなお客さんがいらっしゃいます?
 
 アルベルト 作品を購入してくださったお客様は、多くが20代~40代の男女で、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、そしてメキシコの方々が多いですね。それらの国で展示会をやってきたことも影響していると思います。中には、美術投資家もいれば、個人コレクターで「来客者をびっくりさせたいから」と買っていかれた方もいましたよ(笑)。
 
 ■作者が命を懸けた作品だけを
 
 ジュージー これだけの品々を選ぶのに骨が折れますよね? ギャラリーでの取り扱い基準みたいなものはあります?
 
 アルベルト どんなアーティストでもダークアートであれば大歓迎です。…しかし一定のクオリティーは求めています。お客様、特に投資家にとってはアーティストが自信にあふれ、自分の作品に命を懸けているかが重要ですので、アーティストの真剣さもとても大事です。
 
 ジュージー アルベルトさんがこれらの作品を通じて発信したいメッセージとは何でしょう?
 
 アルベルト  すべての作品1つ1つがアーティストのメッセージを持っています。我々の心裡に潜む恐怖や暗闇を伝えるものであったり、セックスやタブーを追及していくものなどもあります。作品それぞれです。すべての作品が人々を立ち止まらせ、考えるひと時を与えてくれるよう祈っています。
 
 ■ダークアートは危険でもなく、狂ってもいなく
 
 ジュージー 日本では、いまだにこのようなダークアートに関して偏見が強くあります。それに対してどうお考えですか?
 
 アルベルト 私のことを病気だとか変態だと思う方がいるかもしれないってことですか? おかしいですね(苦笑)。私はダークアートにこれっぽちも狂った部分や危険なものは感じません。すべてがスピリチュアルで哲学的です。もし気持ち悪いと嫌がる人がいるのであれば伝えたいことは1つです。世界中には何百万人もの理解者がいるんです。君なんかこっちからお断りだってね(笑)。
 
 ジュージー 一般で言うタブーであっても哲学的に解釈し愛されていらっしゃいますが、どうしても取り扱いたくないジャンルはありますか?
 
 アルベルト 私はすべてに対してオープンでありたいので、そんなものはありません。"違うこと"を恐れはしません。常に自分を開花させてくれるものを求めているんです。つまらない人生で終わらせたくはないんです(笑)。
 
 ジュージー アルベルトさんは、こういったダークな作品を扱ってこられている中で、怪奇現象などを経験されたことはありますか?
 
 アルベルト ははは、残念ながらありません。私が売っているのはアートであって幽霊屋敷ではないのでね(笑)。
 
 ジュージー では最後に日本についてどう思われますか? なにかメッセージなどおありですか?
 
 アルベルト 実は、日本が大好きなんです。文化も食も芸術も、人々も全部好きです。特に日本人女性は大好きです(笑)。しかし、残念なことに日本のアートに関する検閲は過剰で問題だと思います。機会があれば日本で数年暮らしてみたいといつも思っています。しかしビザなどの問題や、私の扱うアートへの検閲などから問題が生じるでしょうね。…残念ですが日本はまだまだ外国人に優しい国とはいえないようです・・・。
 
 ジュージー 本日は貴重なお時間を有難うございました。ダークアートの美術商だと聞いて少しビビッて来ましたが(笑)、こうやってお話を聞いて、本当に美術を愛するオープンで哲学的で、素敵な方だと感じました。これからも応援しています! 最後にアルベルトさん一押しのアーティストをご紹介頂けますか? トカナで掲載させてください!
 
 アルベルト 数人を選ぶことはできません。すべての作品を愛しているから扱わせてもらっているので。ジュージーさんが好きなものを選んで、日本の読者さんにご紹介ください。
 
  巷でも話題に上る現代アートの境界線問題。猥褻物なのか芸術品なのか、司法と市民で食い違いがある場合が多いわよね。私も現代美術で首をかしげることがあるけれど、やっぱりアルベルトさんのようにアーティストの真意を汲み取るようにしてから、好きか嫌いか判断するようにしていこうと思うわ!
 (文=ジュージー・エレガンザ/ライター)
 
 ※画像は、Christine Morren作品/Macabre Gallery

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