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ベルリン、カンヌ、ヴェネツィアの世界三大映画祭、すべてで監督賞に輝いた天才監督、ポール・トーマス・アンダーソンの最新作『インヒアレント・ヴァイス』が4月18日より公開される。70年代のロサンゼルスでヒッピー探偵が活躍する本作の、陽気でオシャレでグルーヴィなキャラクターらのポスタービジュアルが解禁となった。
【関連】70年代ポップ・カルチャー色満載の『インヒアレント・ヴァイス』ポスター画像&場面写真
本作は、現代世界文学の最高峰に君臨し続けるトマス・ピンチョンが、初めて自身の作品の映画化を許可したという「LAヴァイス」(新潮社刊)を原作にした、コメディタッチの探偵サスペンス。マリファナで堕落しながらもどこか憎めないヒッピー探偵ドックをホアキン・フェニックスが熱演し、ジョシュ・ブローリン、オーウェン・ウィルソン、リース・ウィザースプーンら実力派スターが脇を固める。
今回、解禁となったポスターは、鮮やかなカラーが目を引くおしゃれな仕上がり。キャサリン・ウォーターストン演じる、主人公ドックの元カノで誰もが認める最高の女シャスタが花柄のビキニ姿で横たわるポスターは、ネオンピンクに彩られたキュートな印象。物語の大きなヒントとなるヨット船も手首に確認できる。
一方、オーウェン演じる、死んだはずの元サックス奏者が描かれたポスターは、どことなく怪しい雰囲気が漂う。カルト教団らしき白装束をまとまった不気味な隊列やニクソンの顔写真など、70年代という時代の象徴とも言うべきイラストも目を引く。さらに、マーティン・ショート演じるコカインとセックスに目がない歯科医が描かれた緑のポスターは、若い少女と自身の会社の受付嬢が映っており、物語にどう絡んでくるのか期待が高まる。
ポスターからも感じられるように、映画全編がレインボーカラーに彩られた本作。1970年代のポップ・カルチャーとともに、極上の物語を体感してもらいたい。
映画『インヒアレント・ヴァイス』は、4月18日より全国公開。