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年収アップやキャリアアップの可能性を求めて転職を希望する人が、避けて通れないのが面接。とくに中途採用となると、社会人経験を積んだ海千山千の人物がライバルとなる。
そんな中で好条件な転職を成功させるには、いかに面接官に良い印象を与え、“惚れさせる”かがカギとなる。
とくに面接の最後に定番となっている「何か質問はありますか?」という面接官からの発言は、人事担当があなたのやる気とポテンシャルを測ろうとしている絶好のチャンス! この質問タイムを活かさない手はない。
そこで今回は、海外のライフスタイル情報サイト『POPSUGAR』の記事を参考に、面接時に使えるとっておきの質問を7つ、ご紹介しよう。
■1:「御社でのご自身の経験談をおうかがいできますか?」
人は自分の経験談を語ると、食欲や性欲が満たされたのと同じような脳の動きをするのだという。つまり、質問するばかりの人事担当に、相手の話も聞くという協調性をアピールしつつ、担当者を気分よくさせることができるのだ。
■2:「どうしてこのポジションが空いているのでしょうか?」
新しくできたばかりのポジションだとしたら、仕事内容を自由に構築できる可能性がある。あえて社外に募集をかけている理由を聞いて、自分のできることをアピールしよう。
■3:「チームが抱えている問題と、新人に期待することはなんでしょうか?」
雇われることになってからも役に立つ質問だ。仕事の障害になっているものを聞き、自分の入社に何を期待されているのか把握できる。端的だが、人事が他部所を把握する能力に長けているかどうかもチェックできる。
■4:「働き始めたら、まず数カ月間目標にすべきことはなんでしょうか?」
転職の熱意も感じられる上、入社してくれたら「同僚や上司を喜ばせてくれそうだ」と面接官が思わせることができる。すでに働き始めていることを視野に入れているような発言は、即戦力になる印象を残すだろう。
■5:「社員から見た、御社の社風をお聞かせいただけますか?」
社内環境を聞くときは、表情豊かに面接官の言葉をすべて受け入れるように大きくうなずいてみよう。労働環境を肯定しているような態度は、面接官を良い気分にさせる。
■6:「記事で読んだのですが、●●よりも▲▲に力を入れているのは本当ですか?」
会社の動向がニュースになるような、大手企業に転職を希望している場合に有効だ。新卒の学生とは違う社会人経験をアプローチし、記事に対する自分の意見を端的に述べられれば完璧だ。…