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犬や猫を殺して皮や肉を金に換えていた歴史を持つ中国。しかし現在でも、犬猫を扱う業者が存在することは大きな問題とされてきた。このほど広東省深セン市である不法業者が摘発され、無数の犬が救出されたもようだ。
このたび広東省深セン市で、犬の虐殺を続けていたとみられる不法業者が摘発された。敷地には3つの大きな小屋に犬たちがぎっしりと詰め込まれた金属製の大きな檻が存在し、作業場では犬を虐殺したとみられるナイフ、毛むしりや皮をはぐ道具などが多数確認されたという。
中国版Twitter「Weibo」が伝えているところによれば、立ち入り検査は深セン市の愛犬活動団体“Shenzhen City Canine Society”が36時間にわたる抗議活動を行い、ソーシャルメディアが強く圧力をかけたことにより捜査当局が重い腰をやっと上げたもので、この業者においては生存する89頭の犬が救出されたという。しかし、これまでも多くの犬が誘拐されてここに持ち込まれた可能性は高いもようだ。
犬を虐殺する目的はその肉と皮にある。2012年春には吉林省のある業者が、何万頭という犬を使用して“犬肉インスタントラーメン”を製造販売し、世界の動物愛好家らを震撼させた。犬肉から抽出されたエキスが粉末状になって麺に混ぜられたことがわかっている。また肉は食肉として出回り、剥がされた皮は牛革や羊革と名前を変えて欧州に格安で出荷されたとも報じられていた。
※ 画像はslide.news.sina.com.cnのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)