[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
マイクログリッド構築し、エリア内の電力を融通
3月6日、積水ハウス株式会社は、宮城県東松島市にマイクログリッドによる本格的なスマートタウン「東松島スマート防災エコタウン」を完成させることを発表した。
東日本大震災以降、東松島市では「環境未来都市」構想を掲げて復興に取り組んでいる。そのひとつとして、同市柳の目北地区に災害公営住宅と病院や公共施設を結ぶマイクログリッドを構築したスマートタウンの整備を進めている。
エリアマネジメント法人化で地域の活性化を図る
東松島スマート防災エコタウンには、災害公営住宅85戸(戸建住宅70戸、集合住宅15戸)が完成する。エリア内では自営線によるマイクログリッドを活用し、戸建住宅や集合住宅の敷地を越えて、エネルギーの相互融通を行うシステムを構築している。
また、太陽光発電によって最適な電力供給を行い、エリア内の二酸化炭素排出量を削減。電力の地産地消も可能にする。さらに500kWhの大型蓄電池やバイオディーゼル発電機を組み合わせ、災害時には3日間、通常通りの電力供給が可能となる。
住宅は2015年8月の入居を目指している。エリア内の電力供給を担当する事業者を、地域活性化の中心を担う「エリアマネジメント法人」とすることも検討されている。
これにより、新たな雇用や地域産業の創出、イベントなど地域活動のサポートも行い、地域全体を活性化するシステムを目指しているという。
(画像はニュースリリースより)
元の記事を読む