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ツボ押しの効果
ツボ押しは古くから有効とされている手法で血行促進効果もあり、冷え性の解消、筋肉の硬直の緩和、血管拡張作用があるとされています。刺激するツボにより、それぞれ関連している箇所の身体的改善が期待できるのが特徴です。
では、育毛・発毛に効果のあるといわれているツボを、ご紹介します。
頭皮のツボ
まず、頭皮にあるツボをご紹介します。
百会(ひゃくえ)
両耳を結ぶ中心(頭頂部)にある百会は血行を促進する効果があり、発毛を促進するツボのなかでも一番効果的なツボです。この百会を押すことによって、健康な毛髪をつくることのできる頭皮か、その状態をチェックすることができます。
中指の腹で強く押して、気持ち良く感じたら頭皮の健康状態は良好です。押した感触は、弾力性があって厚みを感じます。痛く感じるようなら、ドロドロの血液が頭皮に停滞している可能性があります。
ガチガチに固い状態は、髪が薄くなりやすい人に多く見られます。頭皮が圧迫され固くなっている状態は、発毛のためには良くない状態です。弾力がなくぷよぷよと柔らかい感じの場合は、リンパや血液の流れが大変悪くなっていると考えられます。髪の成長には良くない状態で、要注意です。
発毛の促進に重要な、このツボの効果的な押し方もお伝えします。
両手の親指をこめかみに置いて、中指か人差し指を百会にあてます。最初は軽く、徐々に強くしていくように数回押します。また、親指をこめかみから目尻よりの場所にある太陽と呼ばれるツボに移し、引き上げるように数回押します。
この太陽と百会のツボをセットにして、毎日押すようにすると良いでしょう。
角孫(かくそん)
耳全体を前に折り曲げて、耳の穴を隠した状態にした時に耳の先端があたるところ(耳の上の髪の生え際)にあり、頭皮の血行を促進し抜け毛予防に効果があります。
玉枕(ぎょくちん)
後頭部の隆起しているの部分の、真ん中から指2本分くらい外側にあるツボです。血行を良くし、頭頂部の薄毛に効果があります。
頭皮以外のツボ
次に、頭皮以外にあるツボをご紹介します。
頭部から離れた場所にも、育毛・発毛に効果的なツボがあります。特にスネは、東洋医学での指圧の理論上、髪に直接影響があると言われています。
陽輔(ようほ)
スネの下の方、外くるぶしから指5本分くらい上にあるツボです。主に側頭部の発毛促進に効果があります。
ふ陽(ふよう)
ふくらはぎに位置し、外くるぶしから指4本分上のアキレス腱の横にあるツボです。ふ陽は、頭頂部の発毛を促進する効果があります。
湧泉(ゆうせん)
両足の裏にあるツボで、育毛に効果があると言われています。足の指を曲げるとへこみができる場所が湧泉です。
(この記事の監修: 松下皮フ形成外科 院長 / 松下博明 先生)