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鹿屋体育大学自転車競技部が自転車競技の魅力をアピール…サイクルフェスタin桜島 

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鹿屋体育大学自転車競技部が自転車競技の魅力をアピール…サイクルフェスタin桜島 

 鹿屋体育大学自転車競技部が自転車競技の魅力をアピール…サイクルフェスタin桜島 

 鹿児島市桜島で3月1日、サイクルフェスタin桜島が開催された。 このレースは午前中に4.8kmの個人タイムトライアル(以下、TT)、午後から桜島の麓のスタート地点から湯之平展望所までの5.2kmのヒルクライムレースを実施。2部構成で行われる全国でも珍しいイベントだ。 地元鹿児島・鹿屋(かのや)市の鹿屋体育大学自転車競技部が、前日より会場やコースを設営。当日は黒川剛監督自らが進行と運営を行い、レースを開催する。選手も地元ライダーたちと交流を図り、ファンサービスをする選手とギャラリーが一体となったイベントだ。 午前中の2.8km個人TTでは、U23全日本チャンピオンジャージを着用した3年山本大貴や、4年上野みなみの走りに会場は盛り上がった。地元のJCF登録選手やクラブチームのライダーもTTバイクを駆り、本格的なTTレースさながらだ。 山本大貴が3分37秒の好タイムを出すと、2014年アジア競技大会オムニアム金メダルの2年橋本英也がそれを4秒上回る3分33秒をマーク。ゲスト参加したシマノレーシングの選手に差をつけてTT種目では鹿屋勢がワンツー勝利を果たした。 午後のヒルクライムレースでは、溝を明けられたシマノが逆襲する。山本がアタックするもシマノ勢のマークが強い。レース中盤になり、主導権をシマノに譲ってしまった鹿屋勢は橋本のみになってしまう。なんとか鹿屋勢も食い下がるが厳しい合宿を終えたばかりのシマノには力およばず1位~3位をシマノに明け渡す結果となった。 シマノは2013年に次いで2度目の参加、桜島特有の灰にも負けずに大会を盛り上げた。イベントの閉会式では登録選手、一般の選手も表彰された。黒川監督自ら各クラスのトップに表彰し最後の締めくくりに華を添えた。 レース後、山本大貴に話をうかがった。 —:「個人タイムトライアルU23ナショナルジャージ着ているのに(1位を獲れなかった)」と周りの鹿屋の選手からいじられていますが? 山本大貴選手(以下敬称略):2.8kmてほんとに短いんですよね、だからどちらかというとスプリントに近いんですよね。自分は中長距離の体づくりをしてて30km程なら特異なんですけど、橋本選手に負けたのは悔しい。もう、短距離と中長距離との体の筋肉が全く違うから言い訳したくなる(笑)。 —:ヒルクライムレースでは序盤からのアタックでしたが、調子はいいのですか? 山本:プロ相手に思い切り行こうと思って、果敢にアタックしただけです。攻めて行ったけど、シマノに先いかれちゃいました。 —:何か作戦などは?シマノ勢は橋本選手をマークしてたみたいですが。 山本:チーム内でそんなこと打ち合わせしていなくて、もう今日は思いっきり走りたかったのでアタックを何度もしただけです。負けたのは悔しいですが、楽しかったです。

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