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9日午前7時15分ごろ、兵庫県洲本市中川原町中川原の民家2軒で、60〜80歳ぐらいの男女5人が刃物で刺されるなどして死亡した。兵庫県警洲本署は現場近くに住む無職、平野達彦容疑者(40)が事件に関与したとして、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。平野容疑者は容疑を認める一方、「弁護士が来てから話す」と供述しているという。平野容疑者と被害者の一部とは親族の可能性があり、県警は動機などを詳しく調べるとともに、被害者の身元確認を急ぐ。
県警によると、亡くなったのは民家2軒の女性3人、男性2人で、いずれも60〜80代の高齢者とみられる。
午前7時13分ごろ、平野浩之さん方から女性(32)の声で「両親が刺された」と110番通報があった。屋内に女性2人が、屋外に男性1人が、それぞれ倒れていた。周辺を調べたところ、南へ約100メートル離れた民家でも80歳ぐらいの男女が室内で倒れているのが見つかった。
5人にはいずれも刃物による傷があり、一部の被害者は内臓にまで達していた。急行した同署員が近くの路上で血の付いた衣服を着ていた平野容疑者に職務質問したところ、「自分がやった」と事件への関与を認めたため現行犯逮捕した。逮捕後の調べには「弁護士と話をしてからでないと話しません」などと応じているという。
現場は、洲本市役所などがある市街地から北に約3.5キロ離れた田畑や民家が点在する地域。平野容疑者の自宅と被害のあった2軒の民家は半径約50メートルの範囲にある隣近所。
近所の人の話によると、平野容疑者は自宅に引きこもる生活を続けていたという。