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覚せい剤使用などで執行猶予付きの有罪判決が確定した歌手ASKA(本名宮崎重明)さん(57)が19日、麻薬取締法違反(営利目的譲渡)などの罪に問われた暴力団幹部の公判に証人として出廷した。
法廷にはついたてが設けられ、傍聴席から証言の様子は見えなかった。昨年8~9月、自身の公判ではやつれた様子で声もかすれていたASKAさんだが、この日は張りのある声で、よどみなく尋問に答えた。
公判で検察側は、指定暴力団住吉会系組幹部安成貴彦被告(47)がASKAさんに合成麻薬MDMAと覚せい剤を譲り渡したと主張。