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日本時間で今晩の深夜(3月10日午前2時)、ついに「Apple Watch」の詳細情報が公開となる。すでにネットでは2015年9月9日に行われたApple Special Eventの前から、不確かなウワサや推測を元に書かれた信ぴょう性の不確かな情報が、量だけはたくさん出回っており、どこまでが本当で、どこからはただのウワサなのかの区別がつきにくくなっている。
この記事では今一度、何が発表されたかだけをおさらいするので、これまでネットで得た情報は忘れてリセットした頭で今晩の予習をしてもらえればと思う。
本稿は2015年9月9日に発表された内容、その後、筆者がプライベートな製品お披露目で得た情報、そしてアップル公式ホームページで公開された内容を元に構成している。
●そもそも「Apple Watch」って何? 何ができるの?
そもそもApple Watchとは何か?そして何ができるのか。最近、腕にはめる情報機器は運動用のものから情報表示用などさまざまな種類が出ているので混乱気味の人も多いかもしれない。Apple Watchの主な役割は次の3つだ。
・(1)時計
・(2)コミュニケーション機能
・(3)健康/フィットネス機能
アップルは、Apple Watchを、まずは第1に現在の最新のテクノロジー(デジタルテクノロジーだけでなく、ものづくりのテクノロジーも含む)で作った極めて正確でエレガントな時計として仕上げることに全力を尽くしている。
時計には時刻以外の情報を表示できるものもあり、これを時計の世界では「コンプリケーション」(複雑時計)と呼んでいるが、Apple WatchはiPhone経由でインターネットへも接続可能な“21世紀の時計”として、これまでの時計にはないような多彩なコンプリケーションを用意しており、さらに他社製のソフトも「グランス」と呼ばれる情報表示画面として組み込むことができる。
ただ、どんな操作をしているときでも、デジタルクラウンと呼ばれる竜頭(リュウズ)のボタンを押すと「時計」の画面に戻ることからも、アップルはApple Watchの中心的な役割は時計だと位置付けていることが分かる。
ちなみにApple Watchには後述するが合計で34種類のモデルがあるが、時計としての盤面(フェイス)の表示のバリエーションは数百万通りある。基本となるフェイスが9通り以上あるのに加え、これが秒針の有無や目盛りの区切り方などで細かくカスタマイズが可能で、さらにアラームや月の満ち欠けなど10種類以上のコンプリケーション情報の追加も可能になっている。…