来日中のクリムキン・ウクライナ外相は３日、都内で記者会見し、同国東部を支配する親ロシア派武装勢力に対抗するため、ウクライナへの「防衛的武器」の供給が必要だとあらためて訴えた。ロシアは正規軍や民兵、情報操作、経済的圧力などを組み合わせた「ハイブリッド戦争」を仕掛けているとの認識を示した。

　　外相によると、ウクライナには軍の機能向上のため、米専門家が派遣されているほか「英国やカナダなど多くの国々」がウクライナ軍の訓練などをしていると述べた。