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シリアの民主化運動に参加した後に日本へ逃れたシリア国籍の男性4人が、難民認定を求める訴訟を近く東京地裁に起こすことが9日、分かった。弁護団によると、民主化運動「アラブの春」以降、シリア人が難民認定を求めて提訴するのは初めてとみられる。
弁護団によると、原告の4人は20~30代で、2012年に来日し、難民認定を申し立てたが退けられ、人道上の配慮から現在は期限付きの在留許可を得て日本に滞在している。定住して支援を受けることを希望しているという。
「アラブの春」以降、日本に逃れて難民申請を申し立てたシリア人は60人以上に上るが、認められた例はないという。