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今月10日、ミャンマー中部のレパダンで学生のデモ隊を警官隊が強制排除した問題で、12日、17人の学生が釈放されました。しかし、リーダー格の学生らは釈放される見通しはなく、全国各地の学生らの反発はさらに強まっています。
ミャンマーでは、去年9月に成立した国家教育法に反対する学生らが1月から全国各地でデモ活動を展開しています。そうした中、中部レパダンでは、今月10日、警官隊がデモ隊の強制排除を行い、一部の警官が警棒などで暴行を加えたほか、学生ら127人の身柄を拘束しました。
12日、17人の学生が釈放されましたが、リーダー格の学生らは今後、裁判にかけられる見通しで、学生らの反発が強まっています。
「この政府が希望のない政府だということが証明されたと言いたいです。私の目の前で学生らに暴行を加えたんです」(学生)
全国各地に広がる反政府デモの機運に、政府側も対応に苦慮していて、最大都市ヤンゴンで拘束した僧侶10人をすでに釈放したほか、今後、さらに学生二十数名を釈放する方針です。
国家教育法をめぐっては、政府が学生らの要求に応じる形で改正への審議を始めていますが、学生らはあくまでも即時改正を求めていて、各地でのデモが長引けば、さらに混乱が深まることになります。(13日09:29)