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2015年3月4日、中国・新快報によると、日本産米がブームの中国で、日本を訪れた際に5キログラム入り1500元(約2万9000円)の米を買う人までいるとインターネット上で話題になっていることについて、中国全国政治協商会議の委員で安徽農業大学副学長の夏濤(シア・タオ)氏は「品質面で日本産米と中国産には大きな違いはない」とした上で、「中国人が集団で日本に出向き日本産米を購入しているとすれば、それは主に消費に対する価値観によるものだ」と述べた。
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夏氏は「国外の農業技術は中国より進んでいるかもしれない。加工の精度も高い。だが日本産米の価格が5キロ1500元にはね上がることはありえない」とも述べた。
この話題について、中国のネット上には次の声が寄せられている。
「(日本産米がブームなのは)消費に対する価値観によるものではない。中国産米の安全性に対する懸念が主な理由だ」
「中国では農薬や化学肥料が安全に使用されているか不透明」
「国内の食の安全性を高め、正しく伝えれば、このようなばかげたブームは起きないはず」
「意識が汚染されてしまうということは、環境や食品の汚染より恐ろしいこと」(翻訳・編集/柳川)