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9日午後、沖縄の石垣空港から那覇空港に到着した中国籍の女性3人が免税店を探している間に2階の出発ロビーに“逆行”したことが分かり、空港内や運航に大混乱が生じた。台湾・自由時報や香港・東網が10日伝えた。
女性らは那覇空港で乗り継ぎ、羽田空港に向かう途中だった。免税店を探しているうちに誤って1階の手荷物受取場に出た後、戻ることが禁じられている2階の出発ロビーに引き返したという。空港は3人がこの間に禁止品を持ち込んだ、またはほかの客に渡した恐れがあるとして、出発ロビーにいた乗客や搭乗済みの乗客をいったん保安検査場の外に出し、再検査を行った。
これによって那覇空港を発着する便、少なくとも5便が欠航し、25便に遅延が発生するなど、約6300人に影響が出た。あるインターネット・ユーザーはその場の写真を紹介し、「大混乱」と形容していた。
この「大混乱」について、香港の衛星放送局・鳳凰衛視の駐東京主席記者、李淼氏は中国版ツイッター・微博で、「中国客がルールに反して引き返したことは大きな問題だが、空港の警備員が発見できなかったことも問題。那覇空港の保安体制が懸念される」とコメントした。
このコメントが注目され、中国のインターネット・ユーザーたちからさまざまな感想が寄せられた。その一部を拾ってみる。
「空港の管理に問題あり! なんで引き返すことができるの?」
「出たり入ったりできるのは大きな問題。出入り口に係がいないとか、外国語の目立つ表示がないとかだったら、観光客を責めるべきではない」
「観光客も悪いけど、空港の問題の方が大きいでしょ。スタッフいないの?」
「これは観光客のミスとは言えない」
「警備員がサボってるのに、観光客のせいにするの?」
「これが『イスラム国』だったら、大変なことになるだろう」
「日本はこの3人に感謝しろ!」
「この3人のおかげで日本の空港は安全体制の不備を発見できた。責めてる場合じゃなくて、表彰するべき! 『イスラム国』が日本の本土を攻撃するって言ってるし、この騒動によってたくさんの人の命が助かったんだよ!」
「アメリカだったら捕まってたな」
「民度低い」
(編集翻訳 恩田有紀)