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2015年3月15日、中国新聞網によると、中国の李克強(リー・カーチアン)首相は15日、全国人民代表大会(全人代)の閉幕を受けての記者会見で、「日中関係の根源は、戦争や歴史に対して正確な認識を終始保持できるかどうかにある」とした上で、「日本の指導者は先人の犯罪行為がもたらした歴史の責任を負わなければならない」と述べた。
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李首相は「現在の日中関係が困難な局面にあるのは確かだ。その根源は、戦争や歴史に対して正確な認識を終始保持できるかどうかにある。正確な歴史認識を持つということは、歴史を鑑(かがみ)とし、未来に向き合うことだ。国家の指導者は先人の犯罪行為がもたらした歴史の責任を負わなければならない。当時の日本の軍国主義が中国国民に侵略戦争を押しつけ、巨大な災難をもたらした。最終的には日本の民衆も被害者だ。日本の指導者が歴史を正視し、一貫して両国関係を改善、発展させようとすれば、日中関係に新たなチャンスが生まれ、両国の経済関係の発展にも良好な条件をつくり出す」と述べた。(翻訳・編集/柳川)