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【カイロ共同】チュニジアのカイドセブシ大統領は18日、フランスのテレビ局とのインタビューで、首都チュニスの博物館で銃を乱射し日本人を含む外国人観光客ら19人を殺害した2人は「過激派アンサール・シャリアだ」と述べ、事件はイスラム過激派によるテロだと断定した。2人はチュニジア人で治安部隊が射殺した。治安当局は、このほか犯行に協力した2~3人が逃走中とみて行方を追っている。
中東民主化運動「アラブの春」の発端となったチュニジアは、独裁体制崩壊後も比較的治安が安定していた。過激派は外国人観光客を狙ったテロで、主要収入源である観光業に打撃を与える狙いとみられる。