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メキシコのペニャニエト大統領(左)とアンへリカ・リベラ夫人=2014年7月、メキシコ市(AFP=時事)
【メキシコ市AFP=時事】メキシコのペニャニエト大統領夫人に関わる疑惑を報じたことで知られる女性記者が15日、所属していたメキシコのMVSラジオから解雇された。有識者からは「メキシコの言論の自由が受けた傷は深い」と批判されている。
解雇されたカルメン・アリステギ記者が昨年報じたのは、元女優のアンヘリカ・リベラ大統領夫人が、高速鉄道建設受注を目指す中国企業も絡む企業連合の1社から豪邸の提供を受けた疑惑。記者が率いる取材チームの2人が最近MVSを解雇され、2人の復職を求める記者と上司の関係は険悪になっていた。