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11日付の中国メディア・観察者網は「日本が記念する『東京大空襲』、米軍は10日間で50万近くの日本人を爆死させた」と題した記事で、東京大空襲から70年となる10日に追悼式典が行われ、安倍晋三首相や歴代首相が参加したと報じた。
2度の原爆投下と比べ、東京大空襲は中国人にとってあまり知られていない出来事だが、1945年3月9日晩に起きたこの空襲は10万人近くが爆死するという大惨事となり、日本人にとっては2度の原爆投下と同じくらい強く記憶に刻まれている。犠牲になったのはいずれも民間人で、乳幼児や女性、お年寄りが多数含まれていた。
東京の中心部41平方キロメートルが廃墟となり、商業エリアの63%、工業エリアの20%が消失。米軍に攻撃された22カ所の工場は全滅し、8万4000人近くが死亡、100万人以上が帰る家を失った。負傷者の数は原爆被害に遭った広島を上回った。一方の米軍はB-29を14機失っただけだった。
米軍はこの後、11日晩に名古屋、13日晩に大阪、16日晩に神戸、19日晩に名古屋を空襲。この10日間で50万近い日本の民間人が死亡、800万人の民間人が家を失った。栄養失調や肺結核などで亡くなった人は数えきれないという。
(編集翻訳 小豆沢紀子)