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2015年3月15日、北京晨報によると、満開の時期を迎えた桜を目当てに、日本を訪れる中国人観光客が急増している。ビザの用紙供給が追いつかなくなり、上海の日本総領事館は「3月11日から、一定期間、中国人団体観光に限り、原則、『白地臨時査証シール』による査証を発給します」と公式サイトで発表した。
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4月5日の清明節連休前後は日本のホテルの予約数が激増しており、団体ツアーも大幅に増えている。中国の旅行代理店・康輝旅行社によると、日本旅行は高齢層を中心とした世代にとっては近場で料金も比較的安いことから人気となっており、若い世代にとっては観光以外にもショッピングなどの面で魅力的だという。
今年の春節(旧正月)には中国人観光客45万人以上が日本を訪れており、多くの旅行代理店が「桜を目当てに日本を訪れる中国人観光客数は以前の水準を取り戻した」としている。また、ある旅行代理店の責任者は「日本への航空機が満席となっており、京都のある旅館は予約が以前では考えられないほどの数となっている」と話す。
旅行サイト・携程網の調べでは、東京都内の立地の良いホテルは4月はすでにほぼ予約でいっぱいとなっており、シングルルームのみ少数残っている状態。4月1~28日ごろ、ホテル556軒のうち空室があるのはわずか5軒で、京都ではさらに厳しい状況となっている。旅行代理店の責任者は個人旅行で桜を見に行くならホテルを確保してからにすべきだと注意を促している。(翻訳・編集/岡田)