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関係者は恐怖政治により、政権幹部の間で金第1書記に対する「不信と反感が高まっている」と分析した。
昨年11月、金第1書記の肝いりで建設された馬息嶺(マシンニョン)スキー場事業に関わった馬園春国防委員会設計局長が「指示の不履行と汚職」で更迭。今年1月には、軍の「重要な参謀」である辺仁善作戦局長も、金第1書記に異論を唱えたとして粛清された。
別の韓国政府当局者によると馬氏は平壌の順安空港のターミナル設計で外国空港を模倣したとして更迭され、辺作戦局長は「中国からの武器輸入担当者を交代させろ」との金第1書記の指示に対して「中朝関係が悪化する」と異を唱え、金第1書記はその場で激怒したとの情報があるという。
一方、北朝鮮は昨秋から、エボラ出血熱対策で潜伏期間の21日間は、外国からの入国者を施設に隔離する政策をとっている。政権ナンバー2の崔竜海(チェリョンへ)党書記や金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長、黄炳瑞(ファンビョンソ)軍総政治局長ら最高幹部も例外でないという。テコンドーの国際大会を中止したほか、外国帰りの労働者が家族に会えないまま「金正恩を(感染から)守るために施設に隔離され、宿泊費まで払わされた」といい、不満が高まっているという。