韓国中部、世宗市内のコンビニエンスストアで２５日午前８時ごろ、発砲事件があり、３人が死亡した。容疑者は逃走し、警察が行方を追っている。韓国メディアの報道として、中国新聞網が同日伝えた。
　報道によると、死亡したうちの２人はこのコンビニを営む家族の父と息子。もう１人は買い物客だった。
　（編集翻訳　恩田有紀）２５日の韓国メディア・国民日報などによると、韓国の国家情報院は２４日、今年１月にトルコで行方不明になった１８歳の韓国人男性が、イスラム過激派組織「イスラム国（ＩＳ）」で訓練を受けていることを明らかにした。
　記事によると、国家情報院は同日の国会情報委員会全体会議の中で、「場所は正確に確認できないが、（男性は）訓練を受けている」と明かした。韓国人がＩＳに合流して訓練を受けていることが確認されたのは初めてだという。
　情報当局関係者はこの日、「シリアの情報源から２３日に入った情報」として、「男性とルックスや年齢が似ている韓国人が、シリアのＩＳ総合訓練所で訓練を受けている。訓練は５月に終了する予定で、（最終テストに）合格すればテロ要員になる」と明かした。また、この関係者は、男性が合格できなかった場合「世界各地で捕われているＩＳメンバーと交換するために使われる可能性もある」と、テロ要因になれない場合は人質にされるという懸念を示した。
　男性は１月１０日、トルコのキリスのホテルから、シリアナンバーの車に乗って国境近くの村のシリア難民キャンプ周辺に移動した後、行方が分からなくなった。その後、韓国の両親にも連絡をしていないという。
　このニュースに対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。
　「人質になったら顔が出るだろうから、それまでは個人情報には興味持たないでいましょう」
　「無事を祈っている母親がかわいそう」
　「人質を助けるために、お金を使うのはやめてほしい。死ぬために自ら行ったんだ」
　「訓練に合格したらテロ要員、落第したら人質。どうせ死ぬ。あんなゴミ集団に何のために行ったんだろう？」
　「親はかわいそうだけど、テロ訓練を受けた人を韓国が受け入れることには反対」
　「つらいと思うが、親は、この子はいないと思った方がいい。そしてニュースやネットは見ない。親のせいだと言う人もいるけど、精神的に未熟な１０代に間違った価値観を植え付けた右翼系ネットサイトの問題」
　「笑ってられない。あの子が爆弾の作り方を習って帰ってきてソウルの地下鉄に爆弾を背負って乗る。少しも笑えない話」
　「どちらにしろ、誰かに被害を与える」
　「今頃、母親に会いたくて泣いているかもしれない」
　「韓国の国家情報院はこんな情報をどうやって手に入れた？米国か日本が教えてくれたのかな？」
　「天国だと思って行ったんだろうけど、地獄」
　「国家情報院が本当に情報を持っているの？ウソじゃない？」
　「国家情報院が情報元だから信じられないというこの現実が悲しい」
　（編集　ＭＪ）