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浜田、江津市のしまね海洋館アクアスが、近海を再現した大型水槽による新たな展示「石見万葉の磯」を公開した。コブダイやスズキ、クエ、カワハギなど20種を展示する。将来的には45種約340匹に増やすという。
これまでの展示「しまねの磯」を原型とし、江津市の大崎鼻灯台に近い辛の崎をイメージして改装した。辛の崎は石見国に役人として赴任した万葉歌人・柿本人麻呂が訪れたとされ、水槽には海側から眺めた磯を忠実に再現した。さらに灯台の模型を据え、噴流装置で渦巻く波を表現している。
館内では、昨春に山口県沖の日本海で捕獲された雄のダイオウイカの標本の常設展示も始めた。2本の長い触腕を含めた体長は5・71メートルで、横向けに並べて大きさを実感できる。
同館前広場では28、29両日、海産物の露店が並ぶ「春祭り」が開かれる。問い合わせはアクアス(0855・28・3900)へ。
(石田仁史)