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◇久利大僧正が転衣式
高野山真言宗・総本山金剛峯寺(高野町)で13日、同寺の第516世寺務検校執行法印(じむけんぎょうしぎょうほういん)に就任した高野山金剛三昧院長老で東南院住職の久利康彰(くりこうしょう)大僧正(75)を披露する転衣(てんね)式が厳かに行われた。
高野山内の寺院の住職や信者ら約330人が参列する中、久利法印が古式にのっとり、「不祥、順席なればご免こうむります」とあいさつ。緋(ひ)色の衣に着替えて着座した後、「松三宝(まつさんぼう)の儀」で、次期法印の東山泰清・金剛峯寺権検校(ごんけんぎょう)(75)から縁起物の米と昆布を渡され、祝福された。
法印は真言宗最高位の僧職で任期は1年。弘法大師・空海の名代として4月2日~5月21日に行われる高野山開創1200年記念大法会をはじめ、重要な法会の導師を務める。