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琳派(りんぱ)400年の歴史を細見家が収集してきた逸品でたどる「細見美術館 琳派のきらめき」が、京都高島屋(下京区)で開かれている。同館のコレクションは、細見家三代が収集。今回の企画展では、〈琳派美術館〉とも称される同館が誇る約200件の琳派作品から92件を展示している。
京で生まれた琳派が、江戸、大坂へと広がり、近代の京で再び花開く流れを4章立てで紹介。俵屋宗達が下絵に花木を描き、本阿弥光悦が和歌を記した扇形の紙や、尾形光琳が宇治橋を描いた団扇、池田弧邨(こそん)の金地屏風(びょうぶ)などが並んでいる。
西京区の会社員、上野幸さん(36)は「きらびやかな作品から、しっとりと落ち着いたものまでそろい、琳派の奥深さを堪能できた」と満足した様子だった。
23日まで。一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料。問い合わせは、同店(075・221・8811)へ。