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サッカー、レスキューなど4種目で、自作のロボットの技術力を競う19歳以下による全国大会「ロボカップジュニア・ジャパンオープン2015」が27、28両日、尼崎市西長洲町のベイコム総合体育館で開かれる。高校のチームでは、市立尼崎双星高(口田中)情報技術部から最多の4チームが出場権を獲得。関係者は「地元での開催なので、底力を見せたい」と意気込んでいる。(河部啓介)
大会は、ロボット製作を通じて次世代のものづくりの担い手を育てようと、1998年から毎年開催。全国の地区予選、ブロック大会を勝ち抜いた計約250チーム、600人が参加する。成績上位者は7月に中国・合肥市で行われる予定の世界大会に出場できる。
同部の4チームが出場するサッカー競技は、各チームでロボット2台ずつを使い、相手ゴールに入れた得点を競う。ロボットはボールから出る赤外線をもとに位置を判別。キックオフ後は原則、人がコート内に入れないため、自動で動かせる高い技術力が必要となる。
参加者の年齢やロボットの重量などで更に4種目に分かれており、2月に尼崎市で開かれた阪神ブロック大会では、「Bライトセカンダリ部門」(15歳以上、重量1100グラム以下)で同部2年の山本大基さん(17)と1年の太田航輔さん(16)のチーム「双龍」が優勝。尼崎市役所に報告に訪れた山本さんは「尼崎が弱いと言われないよう頑張る。世界大会の優勝が目標」と力を込めた。
同高の情報技術部は、阪神ブロック大会のBライトセカンダリ部門で3位までを独占。「Bオープン部門」(重量2400グラム以下)でも3位に入り、全国大会への出場権を手にした。全国大会にはこのほか、三田市の県立三田祥雲館高の2チーム、三田学園高の1チームも出場する。
大会は入場無料。27日午後2時と28日午前10時には、小学3年~高校生を対象に、サッカープログラミング体験教室も開かれる。定員は各回40人(先着順)で、20日まで参加者を募集している。問い合わせは、尼崎商工会議所産業振興グループ(06・6411・2252)へ。