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牟岐町で22日、アワビ漁が解禁された。
牟岐町漁協の漁師約30人は、ウェットスーツを着て同町沖合に出漁。海底でアワビやトコブシを収穫し、網袋に入れて牟岐漁港に戻った。同漁港では、同町漁協職員らが計量や京阪神方面への出荷準備に追われた。同漁協の初日の水揚げ量は、アワビ約130キロ、トコブシ約120キロだった。
同町では、トコブシ漁は6月末、アワビ漁は8月末日まで続けられる。
生まれたばかりのワオキツネザルの赤ちゃんが、わんぱーくこうちアニマルランド(高知市桟橋通)で一般公開され、愛らしい姿が来園者の人気を集めている。
飼育員が14日朝、母ザルのワッキー(5歳)のおなかにつかまっているのを見つけた。父レノ(17歳)、昨年生まれた姉サニー(1歳)が家族だ。
ワオキツネザルはアフリカ・マダガスカルに生息し、長い白黒のしっぽが特徴。同園によると赤ちゃんの体重は約70グラム、全長約20センチ。生まれて1か月ほどは母ザルにくっついて過ごし、性別はまだ分からないという。
姉のサニーは、赤ちゃんに近寄ったり毛繕いをしたりして興味津々の様子。ワッキーに抱かれてきょろきょろと周囲を見渡す赤ちゃんに、訪れた人たちは夢中でカメラのシャッターを切っていた。
家族で来園していた高知市立秦小1年の西尾千穂さん(7)は「まだちっちゃくて、お母さんにぎゅっとくっついてて、かわいい。暖かくなったから元気に動き回っているのかな」と歓声を上げていた。
同園では2月からオオイタサンショウウオやインドホシガメ、モルモットなどが相次いで生まれ、赤ちゃんを見ることができる。4月5日まで「わんぱーくこうちまつり」が開かれ、園内は赤や黄のチューリップ約1万本に彩られている。
入園無料。午前9時~午後5時(水曜休園だが、まつり期間中の25日と4月1日は特別開園)。問い合わせは同園(088・832・0189)。
出雲市別所町の古刹(こさつ)・鰐淵寺(がくえんじ)(佐藤泰雄(たいゆう)住職)で、本尊の秘仏が納められた厨子(ずし)の扉を33年ぶりに開く「開帳」が行われている。20日の開扉の法要には信徒ら300人が詰めかけ、堂奥に鎮座する秘仏に手を合わせた。22日まで。
寺伝によると、同寺は推古天皇の発願で6世紀末に開基された。中世には約80の塔頭(たっちゅう)が並ぶ大寺院で、中心となる寺が「北院」「南院」と二つあったため、本尊は「千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)」と「薬師如来」の2体が伝わる。観音菩薩は33種に姿を変えて説法するとされることから、33年ごとに開帳している。
法要では、僧侶や信徒代表、自治体関係者らが山門から数百の石段を上り、読経の流れる中、厳かに厨子の扉を開いた。本尊の手からつながる五色の布が堂の前に垂らされ、信徒たちは布の端を握りしめながら拝んでいた。
鳥取県米子市夜見町の大工、北川八洲雄さん(71)は「何度も訪れていますが、本尊を拝むのは初めて。穏やかないいお顔でした」と感動していた。(高田史朗)
◇あす奈良大付と初戦
甲子園球場で21日に開幕した選抜高校野球大会の開会式で、敦賀気比ナインは、大歓声に包まれて入場行進。「いち、いち、いち、に」と掛け声を合わせながら、真剣な表情で甲子園の土を踏みしめていた。
開会式を終えた篠原涼主将は「思いっきり声を出して幸先の良いスタートを切れた。試合では、初回から積極的なプレーを心掛けたい」と話していた。
◇敦賀気比・東監督「投手戦になる 踏ん張って」
◇奈良大付・田中監督「初出場 チャレンジ精神で」
敦賀気比は大会第3日の23日第1試合で、奈良大付(奈良)と対戦する。敦賀気比の東監督、奈良大付の田中監督に相手チームの印象や意気込みなどを聞いた。
――相手チームの印象は。
東「すごくいい投手がおり、守備も堅いので、なかなか点がとれない印象」
田中「北信越の強豪で経験豊富な選手もおり、打撃も強い」
――警戒する選手は。
東「坂口大誠投手は、かなり制球が良く、スピードもある。池田陵太選手は勝負強いと聞くので前に走者をためないようにしたい」
田中「投打ともに中心の平沼翔太投手や、俊足の好打者・篠原涼選手には警戒したい」
――どんな戦い方を。
東「それほど点がとれるチームではないので、投手がしっかり抑え、守備のミスも少なくしたい。投手戦になりそうだが、我慢して踏ん張ってほしい」
田中「打撃力が少し弱いので投手を中心にしっかり守りたい。競ったゲーム展開の中、最後に勝負を決めることができれば、理想的だと思う」
――試合への意気込みを。
東「初戦は本当に大事な試合なので、1点でも多く点をとって勝ちたい」
田中「何もかも初めてなので、常連校の敦賀気比にチャレンジ精神で挑んで精いっぱい頑張りたい」
富山市婦中町上轡田の県中央植物園で、カンザクラが咲き始めている=写真、細野登撮影=。
同園には約100種類のサクラがあり、早く咲き始めたカンザクラは、現在五分咲き。今月末まで楽しめるという。訪れた人々は足を止めて小さな薄桃色の花びらに見入ったり、カメラに収めたりしていた。