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先日、東京の清澄白川にアメリカのサードウェーブ・コーヒーとして有名な「ブルーボトルコーヒー」がオープンして話題ですね。
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言葉の通り、コーヒーの第三の波として、コーヒーのおいしさを楽しむ「グルメコーヒーブーム」がアメリカから世界を席巻しています。
実はこの流れは、わたしが住むインドネシア、バリ島にも到来しているんです。
インドネシアのサードウェーブ・コーヒーの代表格「アノマリ・コーヒー」についてご紹介します。
コーヒー豆の生産量世界第4位の実力!!
インドネシアは世界第4位のコーヒー豆生産量を誇る、アジアのコーヒー大国のひとつ。
国内の様々な地域で、土地の風土を生かしたコーヒー栽培が行われています。
アノマリ・コーヒーは、インドネシアの各地域から取り寄せたコーヒーを、店内で焙煎し、豆の特徴にあわせが淹れ方で提供してくれるユニークなコーヒーショップです。
今回、取材したのはアノマリ・コーヒーバリ島ウブド店。
豆の種類はコクのあるハイボディから、酸味が強く薄めのライトボディまで様々!
店内のボード書かれた、豆の産地と淹れ方指南がおしゃれです。
シングルオリジナルコーヒーは、淹れ方をサイフォン、ウッドネック、ドリップ、エアロプレス、フレンチプレスの5種類から選ぶことができます。
お店の方によると、酸味が強く薄めのコーヒーはドリップ式で、ミディアムボディはサイフォン、コクのあるハイボディはフレンチプレスがおすすめとのこと。
今回は、バリ島産のシングルコーヒーをドリップ式でお願いしました。
フィルターにお湯をかけて一旦湿らせてから、コーヒー豆を入れて丁寧にドリップしていきます。
アメリカンよりも軽い口当たりのコーヒーで、とてもおいしくいただきました!
おしゃれな店内は欧米人にも人気!
お店は外観から店内まで、個性的なデコレーションが目を引きます。
朝7時の開店から、欧米人の観光客や在住者、地元のコーヒーフリークたちで賑わい、店内はいつも活気があります。
ドラム缶を使った椅子がおしゃれなテラス席です。
ミシン代をリメイクしたテーブルが、店内でセンス良く並びます。
階段下スペースに洞穴のように作られたタタキのスペース。
もちろんWiFiフリーなので、ノマドワーカーにもおすすめ!
おいしいコーヒーは健康にも地球にもやさしい
サードウェーブ・コーヒーに名を連ねるコーヒーショップの多くが、豆の流通にこだわっているのが特徴です。
中間業者を介さずに、世界のコーヒー豆の生産地から直接購入することで、貧しい地域の生活向上に貢献しているそう。
アノマリ・コーヒーは、インドネシア産のコーヒーにこだわり地産地消を実現して、国内の産業を活性化させることにも一役買っています。
地産地消は日本でも尊重される流れですよね。
その地域で作られた食品を食べることは、地域産業の発展につながるだけでなく、運送費を抑えてより新鮮な食材を安く口にできるメリットがあり、日本でもその良さが見直されています。
また生産者が見えることで、安全な食品が食べられることは、消費者にとって何よりうれしいポイントです。
サードウェーブ・コーヒーは、地域の活性化と安全な食品の普及の象徴とも言える存在。
おいしいコーヒーを飲むことで、健康にも社会にも貢献できるなんて、なんだかうれしくなりませんか?