結婚を控えたタイミングでマリッジブルーに陥る人は少なくない。幸せと不安はどうしてもセットになってしまうものなのか。今回、「教えて！goo」には「婚約者がいい人すぎるという悩み」といった相談が寄せられた。

マリッジブルーになった女友達の話を寄せてくれた相談者さん。仮に女友達をA子と呼ぶ。A子の婚約者の男性は、自称・ワガママなA子が何を言おうと「いいよ」と返すのだとか。たとえば、専業主婦になりたい、●●を買いたい、実家に帰りたい……何でもOKする。これに対しA子は「彼がいい人すぎる。私と結婚してくれていいの？」と思い詰めているそう。A子のモヤモヤを解消してあげるにはどうすればいいのか、という相談だ。

■そもそも「いい人」かな？

これに対し、いくつか厳しいツッコミが入った。

「結婚する前ですから『いい人』を徹することは結構簡単です、それで結婚できるのならば努力もするでしょう。しかし『釣った魚に餌はやらない』という人もいます」（kano20さん）

「顔が好みで他のことにはたいして興味がないだけかもしれません。うちの主人と似てます。こうすべき、みたいな基準が違うんでしょう。買い物で揉めるとか料理に文句いうとか、そっちの感覚のほうが理解できないらしいです」（aenvgielleさん）

「専業主婦になりたいとか、買い物したいとか、帰省したいとか……この程度に対して『いいよ』が良い人なんですか。逆にビックリ」（black1971さん）

とりたてて「いい人」ではなく、普通なのではといった指摘も少なくない。まぁ、あくまでふたりの事情は、当事者にしかわかり得ないことだが……。

■自分の感覚を信じて！

A子をどう勇気づけるべきか、といった助言もチラホラ。

「アドバイスよりも、不安要素をいっぱい聞いてあげてください！」（akirie0303さん）

「『自分がよく考えて結婚しようと思った信用できる人なんでしょ？　彼はあなたがいいって言ってるんだから、それを信じたら？』と、彼を信じてるなら、彼の選んだことも信用しろ、と後押しします。自分の人生は一度しかないですから。それに人の感覚は一人一人違いますから、彼の感覚と自分の感覚を一緒にして考えても答えは出ません」（office_endさん）

最終的に決断を下すのも、彼のことを一番知っているのもA子だ。彼と積み重ねてきた時間を振り返り、自分の気持ちに正直になってほしいと思う。

池田園子（Ikeda Sonoko）