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見た目は悪くないのに、男性からモテないとお悩みのアナタ。鏡の前に立って全身チェックしてみましょう。その佇まいは、美しい姿勢ですか?
「姿勢」や佇まいを意識するには、筋肉を使わないと困難です。たとえば、その場で腹筋を緩めて下さい。すると身体が前のめりになり、お腹周辺にお肉が溜まる猫背の姿勢となります。
この姿勢を「美しい」と思う人はいないでしょう?
逆に腹筋を意識して上半身を引き上げて下さい。お腹に溜まったお肉は身体のラインに沿ってスッキリしているはずです。「姿勢」を意識するということは、身体のパーツに「ゆるみがない」ということ。逆に悪い姿勢は身体のパーツがゆるんでいることの顕れともいえます。
ここでは「姿勢」に着目し、20代~30代の男性に聞いた「思わず目をそらしたくなるボディーパーツ」、および姿勢改善ポイントをご紹介します。
■第5位「太い脚」
・「太い脚」は緊張感がなく、だらしなくみえる。
・脚が太すぎて、タイツの元の柄が分からないほど伸びているのは見苦しい。
□姿勢改善ポイント
・座るときに、内腿を意識して引き寄せる。
・立ったときに、ヒップの内側に力を入れて立つ。
・つま先立ちで立って、脚全体の筋肉を使う。
・有酸素運動である「ウォーキング」を積極的に行い、適度に脚の筋肉をつける。
鍛えていて脚が太くなってしまうのは、筋肉をバランスよく使っていないからです。筋肉質を改善するために、ストレッチで硬くなった脚の筋肉をほぐすところからスタートしましょう。
■第4位「パンツの上のハミ肉」
・デニムの上にハミ出たお肉の存在に気づいた瞬間。いけないものを見てしまった罪悪感を感じた。
・サイズに合った服を着てほしい。無理してる姿が痛々しい。
□姿勢改善ポイント
サイズがあっていない服を購入したわけではないんです。購入したときは、サイズは合っていたのに、ちょっと気を緩めたら、お肉がついてしまったのです。そして、骨盤の上の方のお肉は、付きやすく取れにくいのです。
このパーツの筋肉は日常で使いにくいため、血流が滞り老廃物もたまりがちになります。ですから、ちょっと気を抜くとプヨプヨした脂肪がついてしまうのです。
特に女性の場合、骨盤のゆがみが脂肪をつける原因になることもありますので、日常で骨盤をゆがませる動作をしないように。「脚を組む」「片足重心」「横座り」姿勢は徹底的にやめましょう。
さらに、骨盤の上は冷えやすいパーツ。リンパの流れが滞り老廃物がたまりやすくセルライトになりやすいのでバスタイムで温めましょう。
■第3位「二重あご」
・彼女よりも身長が高いため、彼女を上からしか見たことがなかった。ふとした瞬間、彼女と目線が同じになったときに、二重あごになっている彼女のフェイスラインがオバサンみたいで老けてみえた。
□姿勢改善ポイント
・頭を上に引き上げる。
・肩と耳を離すような姿勢を心掛け首のしわを伸ばす。
・デコルテを開き、顔の老廃物が鎖骨のリンパに流れやすいようなポジションにする。
日常で気をつけたい仕草は「頬づえ」。頭のポジションも悪くなりますので、すぐに止めましょう。
■第2位「ブラのハミ肉」
・彼女の後ろ姿。薄手のニットで段になってる背中をみて「意外と太ってるんだな~」思った。
□姿勢改善ポイント
背中は自分からは見えない部分ですので油断しがちですが、男性からは見られていますよ!
・猫背厳禁! 背筋を伸ばして背中のラインを引き上げましょう。
・肩甲骨を意識して引き寄せる。
・サイズの合ったブラを着用する
■第1位「ポッコリお腹」
・痩せてるのに、お腹が段になっていてびっくりした。あのお腹の中には、何が入っているのだろう。
・いつもお腹が隠れるファッションだったが、脱いだらポッコリしていて引いた。
□姿勢改善ポイント
皮下脂肪・内臓脂肪が蓄積されやすい腹部をスッキリさせるポイントは、インナーマッスルを使うこと。また、血液の循環が悪いと、脂肪がつきやすい状態になりますので、冷やさないように心掛けましょう。
腹筋をしなくてもインナーマッスルは鍛えることができます。特にコルセットの役割をしている「腹横筋」は姿勢を整え深い呼吸で使われます。
・背筋を伸ばしてお腹のお肉を引き上げる。
・大股で歩いた際に上半身が揺れないように腹筋でキープする。
・おへその下辺りが膨らむように意識して深い呼吸を3回、朝昼晩行う。
特に猫背の人は腹筋が緩んでいてポッコリお腹になりやすいため気をつけましょう。
姿勢とウォーキングは日常動作ですので、良い姿勢を意識的に行うと筋肉を使うことが習慣化されます。是非、実践してみて下さいね。
文・長坂 靖子(All About 姿勢・仕草)