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人生の一大事ともいえるプロポーズ。プロポーズをするに至るほどですから、そのカップルにはそれなりの絆が築かれているはずです。にもかかわらず、一世一代の覚悟の上で行われたプロポーズ&結婚を断った女性、そして断られてしまった男性の、互いにせつないエピソードをご紹介します。そこにはどんな理由があったのでしょうか。
~断った女性の事情~
■SNSへの宣言が先行
「長年付き合っていた彼が『結婚します!』とSNSへ突然投稿。私はプロポーズされてもいなかったので、『え? 誰と? もしかして二股かけてたの?』という状態に。結局、次の日にプロポーズされたのですが、私にプロポーズするよりSNSへの投稿の方が大事なのかという不信が生まれ……。その前から仕事が忙しいと言いつつ浮気疑惑が絶えなかった彼に愛想が尽きかけていたこともあり、別れてしまいました」(29歳/IT関連)。
これは、彼としては断られるなんて完全に想定外だったのかも。日ごろから信頼関係を築くことはもちろん、先走りすぎてはいけませんね。
■プルタブをエンゲージリングに
「ロマンチストの極みだった彼が、飲み終わった缶コーラのプルタブを渡してきて『今はこれしか渡せないけど、結婚してください』と言ってきた。お金が全くないわけではないのに、わざわざプルタブって……。ロマンチスト過ぎて苦笑するしかありませんでした。『私は急いでないから、一緒にもう少しお金を貯めようか』って言いました」(27歳/販売)。
戯れとしてはいいのかもしれませんが、女性としては覚悟を決めてきちんとしたものを渡してもらいたいものですよね。でも、「一緒にお金を貯めようか」という返答は、ある意味プロポーズOKなのかも?
■彼の借金が発覚
「結婚を前提に付き合っていた彼からプロポーズされ、喜んで承諾。まず一緒に住んで結婚資金を貯めようと提案したのですが、いまいち歯切れの悪い彼氏。問い詰めると100万ほどの借金があると発覚し、私も動揺したのですが、隠し事をされていたのがショックで、将来性なども考えて別れることにしました」(22歳/飲食)。
「プロポーズを断った」というより婚約破談のエピソードですが、こういう隠し事はショックですよね。結婚前に気付いて良かったと思った方がよいかもしれません。
~断られた男性の事情~
■まだ遊んでいたい彼女
「付き合って1年、『将来、君と結婚したいと思っている』と伝えると、『今はまだそんなこと考えなくてもいいじゃん』と彼女。なんとなくそれでその場は終わり、以来その話題に触れられることもなく、彼女の都合のいい日に呼び出されてはデートしたりご奉仕したり……奴隷のような日々を送っています」(32歳/医療)。
この手の話で男女が逆転したケースはよくあるように思いますが、遊びたい女性にとっては結婚も足枷なのかもしれません。彼女の結婚意欲を事前に確認しておくのも、成功へのヒケツですね。
■別れのきざしに気づかずに
「もうおたがい適齢期なので、彼女の誕生日に綿密に練ったプロポーズを決行。すると彼女が泣き出してしまい、喜んでくれているのかと思って舞い上がっていたら『自分は前から別れたいと思っていた』と! なんだかものすごいダメージになりました」(30歳/SE)。
前もって気づけなかった男性のミスかもしれないし、女性が気持ちの変化に感づかれないよううまく振舞っていたのかもしれない。つまり誰が悪いというわけでもなく、こんな悲劇が生まれてしまったと。運命を呪うしかないくらいの切ないエピソードです。
どのカップルにもやはりそれなりの理由やドラマがあるようです。でも、結婚後に破綻をきたすよりはよかったはず……! 回答してくださったみなさんに幸あることを切に願います。
(藤井弘美+プレスラボ)