２３日午前９時１５分頃、高知県須崎市下分の高知自動車道須崎西ＩＣ（インターチェンジ）入り口から下り線への進入路で、走行中のトラックの荷台からショベルカー１台が路上に転落した。

　　ショベルカーは弾みで、道路左側のガードレールにぶつかり止まった。ガードレールは約１５メートルにわたって破損した。

　　県警高速隊の発表などでは、現場の進入路は右カーブで、転落地点の数メートル下には市道が通っている。ショベルカーがぶつかったガードレールは、衝撃で曲がったり切れたりしており、国交省土佐国道事務所が応急処置した。

　　後続への影響はなかったが、同ＩＣ下り線の入り口は、午後１時１０分から約１時間４０分間通行止めとなった。同隊は、運転手の男性から事情を聞いている。

　　近くの男性（２６）は「以前から現場のカーブはきついと思っていた。けが人がなくてよかったが、もしショベルカーが高速道路から（市道に）落ちて、通行人や車に当たっていたらと思うと、ゾッとする」と話した。