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引退表明した佐藤雄平知事の事実上の後継者とみられる内堀雅雄副知事が立候補した場合に支援することを視野に入れている。自民党福島県連が独自に擁立した鉢村健・元日本銀行福島支店長の推薦は見送る方向だ。
自民党の茂木敏充選挙対策委員長は9日、党本部で岩城光英参院議員ら福島県連幹部と会談し、知事選の対応について協議した。会談後、茂木氏は記者団に「安倍総裁、谷垣幹事長に報告、相談の上、早急に結論を出し、県連に伝える」と語った。党執行部は10日にも県連に鉢村氏の推薦見送りを伝える方針だ。
党執行部が県連の意向に反して内堀氏の支援にこだわるのは、「佐藤知事の事実上の後継者と戦うのは厳しい」との分析からだ。民主党は内堀氏を支援する方向で、結果次第では原発再稼働など原子力政策に影響を与えかねないほか、11月には沖縄県知事選を控えることから、「相乗り批判よりも敗戦の痛手の方が大きい」(自民党幹部)との計算がある。ただ、鉢村氏は既に立候補の意向を表明しており、党本部と県連の調整は難航しそうだ。