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樽床氏は比例選でも復活できなかった。
前回衆院選で議席を失った樽床氏は選挙区を精力的に回り、捲土(けんど)重来を期してきた。今回は党幹部の来援も受けてアベノミクス批判などを繰り広げたが、保守票と公明党支持層を手堅くまとめた自民党の北川氏に届かなかった。維新の党新人らと政権批判票を分け合う形となったことも響いた。
桜内氏は比例選でも復活できなかった。
桜内氏は、前回衆院選は日本維新の会(当時)から出馬し、比例選で復活当選した。次世代の党に移った今回は、山本氏のほか、維新の党の新人候補も加わって大混戦となった。公示後、石原慎太郎党最高顧問や平沼赳夫党首らの来援を受けたが、及ばなかった。
小宮山氏は比例選で復活当選した。
小宮山氏は前回衆院選で、小選挙区で落選したが、比例選で復活。今回は、元郵政相の父親から引き継いだ地盤を生かし、民主党支持層を固めて、非自民票を集めることを狙ったが、及ばなかった。
小宮山氏は2012年、野田内閣の消費税増税を含む社会保障・税一体改革関連法案の採決で反対票を投じ、民主党を除名された。
午後10時30分頃、東京都渋谷区の党本部に沖縄1区での勝利の一報が伝わると、志位委員長は「やったね」と満面の笑みを見せた。
事前の情勢調査で議席増の予測が報じられたこともあり、詰めかけた報道陣は「これまでより2割ほど多い」(党関係者)という約80人。午後8時すぎには、テレビで候補者の当選確実を伝える速報が流れ、小池晃・党副委員長は「こんなに早いのは久しぶり」と拍手で喜んだ。
午後9時前に記者会見場に入った志位さんは、党幹部と固く握手。「よし」「やった」と声をかけながら、当選を確実にした候補者の名札に赤いバラをつけた。
記者会見で志位さんは、「無党派層、安倍政権に対する批判的な層から支持をいただけた」と振り返った。
投票率は44・74%(前回40・82%)だった。