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寝台特急「北斗星」は13日の上野発・札幌発の列車をもって、定期列車としての運転を終えた。翌14日午前中に札幌駅・上野駅にそれぞれ到着し、両駅とも多くの鉄道ファンらで混雑したという。その2日後の16日朝、ブルートレインが東北本線を走行した。
「北斗星」定期列車の運行終了から2日後、ブルートレインが都内を走行
電気機関車EF510形512号機が、「北斗星」に使用された24系客車7両を牽引。最後部の2両は電源車カニ24(505・502)だった。「北斗星」のヘッドマーク・テールマークはなく、「回送」の幕を掲げての走行だった。
これは「返却回送」と呼ばれるもので、14日に札幌駅に到着した下り「北斗星」のうち、JR東日本所属の24系客車を尾久車両センターへ戻すための回送列車だという(2両連結されたカニ24のうち、カニ24-502はJR北海道所属車)。沿線には、回送列車の運行を把握していた熱心な鉄道ファンが駆けつけ、去り行くブルートレインにカメラを向けていた。
寝台特急「北斗星」は4月から臨時列車として運行開始される。時刻が変更されるほか、半室ロビーの車両からロビーカーへの変更など、車両編成も変わるという。臨時列車「北斗星」の最終運行日は上野発8月21日、札幌発8月22日を予定している。