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[東京 16日 ロイター] - 富士重工業 は16日、米西海岸での港湾労使交渉の長期化により、1月末から実施している自動車部品の空輸を3月以降も継続することを明らかにした。いつまで空輸を続けるかは不明。当初は2月末までとして約1カ月分の空輸費用約70億円を2015年3月期の営業利益予想に織り込んでいた。 (白木真紀、金昌蘭)
[フランクフルト 14日 ロイター] - ドイツの市場調査グループのGfK(GFKG.DE: 株価, 企業情報, レポート)は、今年の事業がドルやポンドなど外国通貨の上昇による恩恵を受けるとの見方を示した。
クリスチャン・ディートリッヒ最高財務責任者(CFO)は、14日付の独ビジネス紙ベーゼン・ツァイトゥングに掲載されたインタビューで「ドルやポンドが上昇する限り、今年の状況は改善を続ける」と述べた。
さらに、中国やインドの安定した経済成長や、ブラジルやサウジアラビアにおける契約が今年、同社の事業を支援すると予想した。
2016年の営業利益率は14―15%を見込んでいるという。14年は12.3%だった。
[ニューヨーク 13日 ロイター] - ロイター/ミシガン大学が13日発表した2月の米消費者信頼感指数(速報値)は93.6で、11年ぶりの高い水準を記録した1月の確報値から予想外の低下となった。市場は1月確報値から横ばいの98.1を予想していたが、これを大きく下回った。
経済減速が懸念される中、足元の消費の弱さはしばらく続く可能性があることを示している。
ガソリンが安いことに加え、過去3カ月の雇用の力強い伸びが賃金上昇の加速を示唆していることから、エコノミストは先行きの消費支出は大きく増えると期待していた。
カナダ・トロントのBMOキャピタルマーケッツでシニアエコノミストを務めるジェニファー・リー氏は「消費者信頼感の低下は、年明け以降の小売売上高の減少とともに、第1・四半期の消費支出減速を指し示している」と話している。
1月の消費者信頼感指数によると、足元や先行き6カ月間の経済に関する楽観的な見方が後退した。耐久消費財の購買意欲が相当大きく落ち込んだことも示したが、自動車の購入計画にはあまり変化はなかった。
米国の経済活動の3分の2以上を占める消費支出は、昨年12月と今年1月に弱含んだ。ガソリン安と比較的堅調な労働市場が家計の裁量支出を抑制から解き放つとみていたエコノミストを驚かせる結果となっている。
個人消費の軟調さは第1・四半期の経済成長率予測の引き下げを促しているが、それでもエコノミストは今年の残りについては依然楽観的だ。個人消費にもけん引されて、今年の経済成長は2005年以来の力強さを示すと期待されている。
「消費者は足元の経済状況や将来予想についての判断を調整しているようにみえる。ただ、消費者信頼感の低下は警戒するようなものではない」と米ミシガン州カラマズーのプラント・モラン・フィナンシャル・アドバイザーズで最高投資責任者(CIO)を務めるジム・ベアード氏は語る。
*内容を追加して再送します。
[13日 ロイター] - <為替> ドルが対円で続落した。前日に続きこの日発表された米経済指標もさえない内容となり、連休を控え、ドルの買い持ち高を調整する動きが続いた。
スコシア銀行の首席通貨ストラテジスト、カミーラ・サットン氏は「ドル強気派の最大のリスクは、景気見通しの変化だ。コンセンサス予想に加え、きょうの欧州のGDP統計を考慮すると、そのリスクは増大している可能性がある」と指摘した。
<債券> 米国債利回りが上昇した。ギリシャ新政権が支援条件で欧州諸国と合意するとの楽観的な見方が出ていることに加え、ドイツの成長率が予想を上回ったことで、安全資産としての米国債に対する需要が減退した。
朝方発表されたロイター/ミシガン大学の2月の米消費者信頼感指数(速報値)は93.6と、1月確報値から横ばいの98.1となっていた予想を大きく下回った。これを受け、米30年債価格は下げ足を速め、長短利回り格差が拡大した。
<株式> 続伸。原油価格の上昇でエネルギー株が買われたほか、ハイテク株も好調だった。12日にウクライナとロシアとの間の停戦合意が成立したことや、ギリシャの債務問題が解決に向けて前進するとの見方も追い風となった。
特にナスダック総合指数.IXICは大きく上昇し、約15年ぶりの高値をつけた。オークブルック・インベストメンツのピーター・ジャンコウスキ共同最高投資責任者(CIO)は、週初めに発表された米ネットワーク機器大手シスコ・システムズ(CSCO.O: 株価, 企業情報, レポート)の好決算で、ハイテク関連の需要が改善しているとの見方が広がったと指摘した。
<金先物> 持ち高調整の買い戻しが入り、中心限月4月物は前日終値比6.40ドル高の1 オンス=1227.10ドルと続伸した。週間では0.6%安。
米プレジデンツデー(16日)に伴う3連休を前に持ち高調整中心の商いとなり、相場 は時間外取引からジリ高で推移。春節(旧正月)を控えた中国勢によるおう盛な現物需要 も、先物市場の地合い改善につながった。
<米原油先物> 供給引き締まり観測から続伸。米国産標準油種WTIの中心限月3月物は、 前日終値比1.57ドル高の1バレル=52.78ドルで終了。4月物は1.51ドル高の53.67ドルで引けた。
原油相場は、終日強地合いで推移した。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが昼す ぎに発表した最新週の米石油掘削リグ稼動数は、前週比84基減の1056基と10週連 続で減少し、3年半ぶりの低水準となった。