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来年3月に五代目中村雀右衛門を襲名することになった歌舞伎女形の中村芝雀さん(59)が24日、東京都内で記者会見し、「父が亡くなって丸3年。まだまだと思っていましたが、これを機に一段と芸道に精進し、中村雀右衛門の名に恥じぬ立派な俳優になるよう頑張っていく」と抱負を述べた。
芝雀さんは1961年に初舞台を踏み、64年に七代目芝雀を襲名した。昭和・平成の歌舞伎界で活躍した父の四代目雀右衛門は、晩年まで若々しい芸を見せたが、「私も見習って、気持ちを常に若く持って、いろんなものに挑戦していく気持ちを持ち続けたい。女形は立ち役があってのこと。この人とお芝居をしてよかったと思ってもらえる女形になれれば」と決意を新たにした。
襲名披露興行は来年3月に東京・歌舞伎座で始まり、福岡(6月)、大阪(7月)、京都(12月)で行われる。