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JAL777退役,JA8942
ソチ五輪開催期間を中心に、JALのボーイング777-300型機(機体番号:JA8942)にデザインされていた浅田真央選手応援特別塗装機 © Toshio Tajiri/Flight Liner=13年12月
日本航空(JAL)はこのほど、国内線で使用していたボーイング777-300型機1機を退役させました。777-300の退役はJALにとって初めて。
今回退役した機体は、1998年8月26日にJALが受領した機体番号「JA8942」の777-300。キャビン内はクラスJが78席、普通席422席の2クラスを備えた500席仕様。
JA8942は2013年12月26日から、ソチオリンピックのフィギュアスケート女子日本代表・浅田真央選手を応援する特別塗装機「オリンピック・パラリンピック がんばれ!ニッポン!」の2号機としても活躍していました。
また、JALの777型機は「STAR JET(スタージェット)」の名で運航がスタートし、同機のうち機体番号JA8941~JA8945には星座の恒星にちなんだ愛称もつけられました。
JA8942の愛称は、おとめ座の1等星「スピカ」。ほか4機の愛称は、しし座の「レグルス(JA8941)」、うしかい座の「アルクトゥルス(JA8943)」、さそり座の「アンタレス(JA8944)」、はくちょう座の「デネブ(JA8945)」。
JA8942は500席という777-300の輸送力を活かして国内主要幹線を中心に就航し、2月28日の那覇発羽田行きJL912便をもってその飛行歴史に幕を閉じました。
JALによると、777の機材数は44機 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年1月