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東日本大震災の津波被害を受けた宮城県女川町のJR女川駅が再建され、JR石巻線が21日、4年ぶりに全線開通した。
駅前では、住民に新駅を披露する「おながわ復興まちびらき」が開かれた。
石巻線は浦宿(うらしゅく)(女川町)―女川駅間の2・3キロが不通になっていた。新たな女川駅は、震災前より約200メートル内陸側の土地をかさ上げして建設。鉄骨3階建ての駅舎は、世界的建築家の坂茂(ばんしげる)氏がデザインし、白い屋根は羽ばたくウミネコをイメージした。建設費は約8億5000万円。震災前、駅の隣にあった温泉施設も併設された。
駅前には年内をめどに商店街や目抜き通りが整備される。この日は大勢の住民らが一番列車を迎え、須田善明町長は式典で「多くの支援でここまでたどり着いた。みんなで新しい未来を作っていきたい」と述べた。
一方、仙台市と石巻市を結ぶ仙石線は高城町(松島町)―陸前小野(東松島市)駅間で不通になっているが、5月30日に全線で運転を再開する。