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[アテネ 8日 ロイター] – 欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は、ギリシャの金融支援に関する同国との協議に前向きな姿勢を見せつつ、時間切れが迫っていると警告した。キプロスのポリティス紙とのインタビューで述べた。
ユーロ圏とギリシャが2月に4カ月間の支援延長で合意した際、ギリシャは改革事項の詳細を提出し、最終的な改革リストについて4月までにユーロ圏と合意することを確約している。
クーレ専務理事は「(ギリシャ)当局は、改革案に関する協議が迅速に進み、成功するよう、(欧州連合、ECB、国際通貨基金の)3機関と協力することを全面的に約束している」と強調。「ECBはギリシャ当局との協力を待ち望んでいる。残り時間は少なくなっている」と述べた。
同理事はさらに、協議が成功裏に終了した場合、ギリシャ側が望めばユーロ圏財務相らと追加支援について話し合うと明言したが、「ギリシャ政府が経済成長を創出し、経済的自立を取り戻す責任を果たす方が先だ」とも話した。
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