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男子テニスの国別対抗戦デ杯ワールドグループ1回戦・日本―カナダ最終日は8日、バンクーバーで行われ、第4試合のシングルスで世界ランキング4位の錦織圭(25=日清食品)が同6位のミロシュ・ラオニッチ(24)と対戦。フルセットの末3―6、6―3、6―4、2―6、6―4で下し、2勝2敗とした。最終戦では日本は当初予定されていた同85位の伊藤竜馬(北日本物産)から同86位の添田豪(30=GODAITC)に変更。同62位のバセク・ポシュピシル(24)に勝てば2年連続ベスト8進出となる。
【写真】錦織と対戦したラオニッチ
これまで4勝2敗と勝ち越しているラオニッチとのエース対決。いきなり強烈なノータッチエースを決めて第1ゲームをラブゲームでキープしたラオニッチに対し、錦織も続く第2ゲームをラブゲームでキープ。しかし第4ゲーム、錦織がラリーを中断してチャレンジをするも失敗に終わったことが響き、ブレークを許してしまう。結局これが響き、第1セットは3―6で落とした。
第2セットはお互いにサービスゲームをキープし合い、第8ゲームで錦織が3度目のブレークチャンスでリターンエースを決めてこの試合初のブレークに成功。第9ゲームはラブゲームできっちりキープし、このセットは錦織が6―3で取り返した。
第3セットは完全に錦織が主導権を握り、第5ゲームでフォアのリターンエースを決めてブレーク。5―4からの第10ゲームは、最後はアウトと判定されたサーブがチャレンジでインとなり、6―4でこのセットをものにした。
第4セットは1―2からの第4ゲームをブレークされる苦しい展開。ラオニッチのサーブの精度が上がり、2―6で落とし、最終セットにもつれ込んだ。
最終セットは、1―1からの第3セットをブレークしたが、第6ゲームを今度はブレークされるという展開。だが、4―4からの第9ゲームをブレークし、次のサービスゲームをきっちりものにして試合を決めた。
初日のシングルス2試合では、伊藤竜馬(26=北日本物産)がラオニッチに敗れたが、錦織が世界62位のバセク・ポシュピシル(24)を6―4、7―6、6―3のストレートで下し、1勝1敗に。しかし第2日のダブルスでは添田豪(30=GODAITC)内山靖崇(22=北日本物産)組がダニエル・ネスター、バセク・ポシュピシル組にフルセットの熱闘の末敗れ、日本は1勝2敗と後がない状況になっていた。